九州病害虫研究会報
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大分県で採集したミカンキイロアザミウマ個体群のエマメクチン安息香酸塩乳剤およびクロルフェナピル水和剤に対する感受性低下
岡崎 真一郎, 奥田 充, 櫻井 民人
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2007 年 53 巻 p. 66-70

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抄録
大分県内のピーマンほ場で採集したミカンキイロアザミウマ5個体群,トルコギキョウほ場で採集した2個体群に対して,主要薬剤の殺虫効果を検討した。その結果,スピノサド水和剤の殺虫効果が高かった一方で,合成ピレスロイド系薬剤,ネオニコチノイド系薬剤では総じて低かった。有機りん系薬剤では,PAP乳剤で高い殺虫効果が認められたが,アセフェート水和剤,DDVP乳剤で個体群間での差異が認められた。同様にエマメクチン安息香酸塩乳剤,クロルフェナピル水和剤でも個体群間での差異が認められた。これらの薬剤に対するLC50値を調査した結果,エマメクチン安息香酸塩乳剤で3.6~9.5ppm,感受性比(R/S)2.1~5.4,クロルフェナピル水和剤で65.1~277.2ppm,感受性比3.5~14.8と感受性低下が認められた。しかし,スピノサド水和剤のLC50値は0.9~3.2ppm,感受性比0.3~1.1と感受性低下は認められなかった。
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