日本LCA学会誌
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温室効果ガス排出削減貢献量評価に関連するガイダンス等とその特徴
醍醐 市朗本下 晶晴稲葉 敦
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2021 年 17 巻 2 号 p. 74-81

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抄録

脱炭素社会に向けた温室効果ガス排出削減目標を達成する上で、温室効果ガス排出削減に資する製品等の普及を広く進めることは重要な役割を果たすと考えられる。ライフサイクルアセスメント(LCA)は製品等によるライフサイクルを通じた温室効果ガス排出削減量を定量化することで温室効果ガスの排出削減につながる製品等の普及を支援することができる。その一方、社会における温室効果ガス排出削減への貢献を評価する際に特に注意すべき点もいくつか存在する。これまで様々なガイダンス等において、温室効果ガス排出削減への貢献を評価する上での原則、要求や推奨事項がまとめられている。本稿では様々な主体から発行されている関連ガイダンス、ガイドラインや国際規格を紹介する。既存のガイダンス等について、評価の対象、LCA の適用、算定方法、およびその他の特徴といった視点からそれらを整理し、実務に活用する上で目的に応じたガイダンス等の選定に資する情報を提供する。

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