マーケティング・サイエンス
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平成25年度研究奨励賞受賞論文
消費者の心理状態の変化を考慮した動的モデルによる購買量分析
山口 景子
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2015 年 23 巻 1 号 p. 61-78

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抄録
消費者の心理状態と購買行動の関係性は古くから研究されている。その多くはある時点における消費者間比較によるものだが,消費者の行動を時系列で把握すれば,同様の心理状態と購買行動の関係性が個人内でも観測できないだろうか。そこで本研究では,消費者の心理状態によって変化する購買量に関する意思決定プロセスのモデル化を試みた。実際のビジネスデータに提案モデルを応用してその妥当性を示すとともに,購買行動の時間的異質性を把握することで対応可能となる企業のマーケティング課題への本研究の適用可能性を示した。
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© 2015 日本マーケティング・サイエンス学会
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