計量国語学
Online ISSN : 2433-0302
Print ISSN : 0453-4611
解説
多人数質問調査法の現在(2)―電話調査と RDD の問題点―
カバレッジ・エラーとノンレスポンス・エラーへの対応
松田 映二
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 31 巻 4 号 p. 299-314

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抄録

電話調査は,公的な名簿や電話帳を利用して調査対象者を選ぶ方法で始まった.電話帳に番号を掲載しない人を捕捉できなければ,調査ができず調査結果が偏るから,電話番号を乱数発生(RDD)させる方法に移行した.携帯電話番号も対象にして調査をすれば,携帯電話だけ所持する若年,中年層の多くも捕捉できる.ただし,携帯電話への調査は,回収率がとても低く,日本においては番号に地理情報が付加されていないという欠点がある.本稿は,電話法の利用に資する判断材料を提供する.

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© 2018 計量国語学会
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