2025 年 35 巻 3 号 p. 38-53
本研究の目的は,日常的な言語使用から専門的な場面までの多様なレジスターを対象として,接続詞が連続するパターンのレジスター分析を行うことである.分析コーパスには現代日本語書き言葉均衡コーパス,日本語日常会話コーパス,日本語話し言葉コーパス,昭和・平成書き言葉コーパス,昭和話し言葉コーパスを用いた.そして,対応分析,階層型クラスター分析,ランダムフォレストなどの統計手法で,コーパスごと,レジスターごとに接続詞の連続パターンを比較した.その結果,書き言葉と話し言葉による使用頻度の大きな違い,さらに,話し言葉における対話と独話による頻度パターンの違いが見られた.