抄録
新病院移転に伴い、アンギオCT システムが更新されフラットパネルディテクタ搭載型血管撮影装置(以下FD 装置)が導入された。今回、新病院の血管撮影装置における散乱X 線の空間線量率を測定し旧病院で使用していたイメージインテンシファイア搭載型血管撮影装置(以下I.I. 装置)との術者被曝を比較検討した。更新されたFD 装置では、防護具(寝台つり下げ鉛カーテン、天井懸垂型防護ガラス)が装着されていることと、量子検出効率が向上したことにより、I.I. 装置に比べ散乱Ⅹ線を67%~ 83%低減することができた。