松江市立病院医学雑誌
Online ISSN : 2434-8368
Print ISSN : 1343-0866
CT 自動露出機構使用における画質均一性の検討
生田 浩司, 南京 貴広, 田代 真人, 石原 修二
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ジャーナル オープンアクセス

2012 年 16 巻 1 号 p. 21-24

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抄録
近年、X 線CT 装置に画質の確保とX 線被ばく抑制を目的として自動露出機構が搭載されている。自動露出機構はCT 撮影時の位置決め画像の投影データを基に被写体厚を求め使用する管電流を変化させて被ばくと画質の最適化を行う。しかし、CT 装置の機種により搭載される自動露出機構に違いがあり、当院の2 台のCT 装置も搭載される自動露出機構の種類が違う。今回、我々は腹部用水ファントムを使用して、当院の2 台のCT 装置に搭載されている、自動露出機構を用いて撮影した画像の均一性について検討を行った。検討項目は、被写体厚を位置決め画像の正面像からのみ求めた場合と側面像も使用して2 方向から求めた場合の違い、撮影視野(field of view:以後FOV)の大きさの違いについてとした。その結果、64 列CT 装置に搭載されている自動露出機構が16 列CT に搭載されている自動露出機構よりも均一性がよく、正・側の2 方向の位置決め画像を利用して被写体厚を求める方式が最も良好な結果となった。また、撮影FOV の大きさを変化させた場合は、FOV が大きくなると画像の均一性は低下した。自動露出機構はX 線出力を自動調製するため画像の質にも直接的に影響する。CT 検査による被ばくと画質の最適化を考えるには、使用する自動露出機構の機能把握が必要と考えられた。
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