抄録
難治性疼痛患者に対して施行された硬膜外脊髄電気刺激療法(SCS)について検討を行った.SCSを施行された8症例を対象にした.7症例において,何らかの除痛効果が認められた.4例にはカテーテル型硬膜外電極を抜去した.その原因としてはSCSにより症状の悪化が1例,患者による受信機の埋め込み拒否が1例,初期に除痛効果が認められたものの,その後の効果が減弱が2例であった.また1例には合併症としての感染症が生じた.今後も症例を重ね,疾患別の効果の有意差および長期効果について検討していく必要があると考えられた