抄録
石坂産業 (株) は,異業種と連携して資源化施設の特殊性を活かし,省人・省エネに関する共同研究を行なっている。研究開始の種を撒いた段階から,成果である花が咲いたものまでさまざまである。本誌では,群馬県立産技術センターとの「建設解体現場で整地に使用する不溶化剤」と「破砕機の振動を利用する発電装置」,東急建設 (株) 技術研究所との「複層・段積みの最上層の対象物を自動選別するロボット」,足利大学飯野研究室との「大型集塵機の排風を利用した発電装置」,(一社) パブリックヘルス協議会・東京大学縄田研究室との「里山と健康」の共同研究の事例を紹介する。