大阪大学大学院医学系研究科
2011 年 29 巻 3 号 p. 111-115
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文科省・新学術研究領域「計算解剖学」プロジェクトにおいて進めている計算解剖学の基盤技術について述べる.広義の計算解剖学は,症例データベースを統計解析することにより得られる数理モデル(計算解剖モデル,あるいは,統計アトラス)を用いて,多次元医用画像の理解,統計的根拠に基づく診断・治療支援の最適化を目指す分野である.本稿では,この具体例として,複数の解剖構造を対象とした構造化統計アトラス,および手術症例統計アトラスの構築と利用について,われわれの現在の取り組みと将来展望について述べる.
コンピュータ支援画像診断学会論文誌
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