Medical Imaging Technology
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研究論文
CNNを用いた指骨CR画像からの骨粗しょう症の自動識別
畠野 和裕村上 誠一植村 知規陸 慧敏金 亨燮青木 隆敏
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2019 年 37 巻 2 号 p. 107-115

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抄録

骨のおもな疾患として,骨粗しょう症が挙げられる.骨粗しょう症に対する画像診断は有効であるが,医師の負担増加や経験差による診断結果のばらつき,病変部の未検出等が懸念されている.そこで本稿では,指骨computed radiography(CR)画像から骨粗しょう症の識別を行い,医師に提示するための診断支援手法を提案する.提案手法では,畳み込みニューラルネットワークの一種である,Residual Network (ResNet)を用いた識別器を構築し,骨粗しょう症有無の識別を行う.ResNetへの入力画像には,CR画像から生成した画像を用いる.本稿では,3種類の入力画像を提案し,各画像で学習および,識別の評価を行う.実験では,101症例に対し提案手法を適用し,receiver operating characteristics(ROC)曲線上のarea under the curve(AUC)値を用いて評価したところ,最大で0.931という結果を得た.

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© 2019 日本医用画像工学会
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