Medical Imaging Technology
Online ISSN : 2185-3193
Print ISSN : 0288-450X
ISSN-L : 0288-450X
特集/画像・映像認識技術の多様な応用
物体配置行動を元にした作業パターン分析事例
橋本 敦史濱 龍太郎森 梓原田 篤高久 由香里
著者情報
ジャーナル 認証あり

2019 年 37 巻 4 号 p. 182-187

詳細
抄録

近年,急速に発展している深層学習に基づく画像処理技術は,実験の再現性を高めるための各種インフラの整備と相乗的な効果を生みながら,急速にコモディティー化している.本稿では,コモディティー化した高精度な物体検出手法を応用として,物体配置行動を元に,調理作業の空間的な統計解析や時間変化の可視化を行った事例を紹介する.このうち空間的な解析では,深層学習モデルによって検出された各物体を文章中の単語として扱うことで,平らな作業平面に対して作業者がもった概念モデルとして,平面の領域分割パターンを,各分割領域に与えた役割と共に抽出する.また,時間方向の解析では,特定のエリアにおける物体の増減に関する時間変化を可視化することで,作業者のスケジューリング戦略における特徴的なパターンを見いだした.

著者関連情報
© 2019 日本医用画像工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top