Medical Imaging Technology
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特集/多元計算解剖学の診断・治療・医工学への展開
人工知能に基づく医療機器EndoBRAINの臨床導入 ―薬事承認取得・保険算定への挑戦―
森 悠一工藤 進英三澤 将史伊東 隼人小田 昌宏森 健策
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2020 年 38 巻 5 号 p. 213-216

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抄録

EndoBRAIN(製造:サイバネットシステム社,販売:オリンパス社)は,内視鏡検査中に発見された大腸ポリープが腫瘍なのかどうかを瞬時に解析予測し,医師の診断支援を行うシステムである.EndoBRAINは人工知能に基づく診断支援システムとして,本邦初の薬事承認を2018年12月に得た医療機器であるが,承認達成は緊密な医工産官連携研究の賜物であった.昭和大学(医)-名古屋大学(工)-サイバネットシステム株式会社(産)での連携体制を構築し,複数の公的研究費(文部科学省科学研究費(新学術領域研究・多元計算解剖学を含む)・日本医療研究開発機構(AMED)研究費)のサポートを得ることで,着実に研究成果を蓄積し,薬事承認に至った.本稿では,EndoBRAINの研究開発概要を示すとともに,医療機器開発における鬼門である薬事承認と,その後の普及において不可欠とされる(しかしながらいまだAI医療機器については実現していない)保険承認に対するアプローチについて紹介したい.

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© 2020 日本医用画像工学会
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