2026 年 44 巻 2 号 p. 74-79
放射光の高輝度かつ波長可変の特徴を利用することで,さまざまなイメージング技術が実現されている.筆者らの研究室では,大型放射光施設SPring-8および米国アルゴンヌ国立研究所Advanced Photon Sourceを利用して,ヒト脳組織などの三次元構造を,放射光ナノCT法およびマイクロCT法で解析する研究を進めている.本論文では,それらナノCT・マイクロCTの生体組織への応用例を取り上げて,放射光ユーザーの視点から,難しいことは抜きにして,得られる成果の実際をご紹介する.