日本電子(株)NM事業ユニット
2010 年 22 巻 1 号 p. 5-9
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ESRは,物質中の不対電子を選択的に検出するが,不対電子が存在することによる反応性および機能性のみならず,近傍の構造情報を与える.その応用範囲は広く,ビールの香味の劣化に関わる活性酸素の測定による品質管理,抗酸化性の高い食品開発への利用,樹脂の劣化過程の研究および重合過程の研究に有効に利用されている.ラジカルは多くの物質の物性および機能性に関与するため,今後もESRによる評価が期待される.
マテリアルライフ
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