マテリアルライフ学会誌
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ポリエチレンテレフタレートを含むポリマーブレンド傾斜機能構造の自己組織化成形
折原 勝男佐藤 裕之青木 勝博岡本 正雄中野 哲久松 徳郎
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2002 年 14 巻 3 号 p. 141-147

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抄録
ポリエチレンテレフタレート (PET) とポリエチレンオキサイド (PEO) をガラスシャーレの中で溶融ブレンドし, その上下面に一定の温度差を与えてアニーリングしたときの相分離構造を検討した.サンプルの断面を偏光顕微鏡で観察し, サンプルの表面と裏面の組成をFT-IRで評価した.その結果, アニーリング時間を長くするにつれて断面の構造が海島型, 傾斜型, ステップ型へと変化することがわかった.また, 傾斜やステップ化のドライビングフォースには, 温度差が強く関与していると理解できた.これらの傾斜型やステップ型のフルスケール相分離現像は, PETのリサイクル品に高機能をもたらす手段として利用できることが示唆された.
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