抄録
平成18年4月1日の診療報酬改定による,疾患区分によるリハビリテーションが展開することとなった。今回の大きな改定に伴い,当院の臨床では呼吸器に関連する診断(障害)名でリハビリテーションを処方された症例が「呼吸器リハ」と「脳血管等リハ」の2つに区分されていることが分かった。併せて,県内の医療機関の現状を調査したところ,当院と同様であることが分かるとともに急性期に限っては対象とする症例の傾向が異なることがあることが分かった。以上に加え,これまでの宮城県理学療法士会における取り組みを振り返り,今後,国内外を問わずますますニーズが高まることが予想されている呼吸リハビリテーションの状況を前に,宮城県内ではより多くの施設で呼吸リハビリテーションが展開されていくことと,それをより充実したものに発展させていく必要性があると思われた。