Papers in Meteorology and Geophysics
Online ISSN : 1880-6643
Print ISSN : 0031-126X
ISSN-L : 0031-126X
バルク法による乱れの顕熱フラックスおよび水蒸気フラックスの推定
岡本 雅典魚津 博古川 武彦
著者情報
ジャーナル フリー

1968 年 19 巻 2 号 p. 231-241

詳細
抄録

温度,水蒸気に関し,地表面の値を用いないモデファイされた積分拡散係数を導入し,1966年千葉中央港埋立地で行なわれた野外観測(共同研究)の結果を用いてバルク法の検討を行なった。すなわち,傾度法によって求めたHおよびEと,バルク法によって求めたそれらとの比較を行ない,またモディファイされた積分拡散係数と安定度との関係を調べた。最後に,地表面の値を用いないで,HEを評価する実験式を提案した。

著者関連情報
© 気象庁気象研究所
前の記事 次の記事
feedback
Top