京都大学化学研究所,JST-CREST
2011 年 13 巻 3 号 p. 112-117
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重合度の大きな高分子系では,高分子鎖同士のすり抜けが禁止されるという動的な拘束(「からみあい」) のため特徴的なレオロジー挙動が見られる.からみあった高分子系では緩和時間が非常に長くなるため,ミクロスケールモデルのみでのシミュレーションは困難である.本稿ではミクロスケールの分子動力学モデルとメソスケールのスリップリンク型モデルを接続し,からみあった高分子のレオロジーをシミュレーションする手法を紹介する.
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