東北大学流体科学研究所
2019 年 20 巻 3 号 p. 179-184
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概要 分子動力学シミュレーションは,実験的な観測が困難な微細なスケールにおける閉じ込め液体に見られる特異な流動現象の把握を可能とする.しかしながら,計算負荷や計算条件による種々の制約から,本来再現すべき実際の系より小さな計算系サイズや周期境界系を利用することも多い.本稿では,自己拡散係数に対する計算系のサイズ効果,特に系の形状による影響についての研究成果を報告する.
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