大阪公立大学 大学院工学研究科機械系専攻
2024 年 26 巻 3 号 p. 263-268
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高温・高接触圧力といった過酷環境下での接触・摺動では,摩擦係数は固体表面間の化学的な相互作用に支配される.また,表面構造は力学的刺激により誘起される潤滑油の表面化学反応や材料表面の構造変化といったトライボケミカル反応に影響されることから,それらの理解が摩擦制御に不可欠である.本稿では,炭素系硬質膜及びセラミクス材料の超潤滑発現を支配するトライボケミストリーに関する最新の分子シミュレーション研究を紹介する.
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