マイコトキシン
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シンポジウム
飼料のカビ毒の規制と最近の汚染の現状
石黒 瑛一
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2007 年 57 巻 2 号 p. 123-127

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抄録
日本の飼料分野のカビ毒は、アフラトキシンB1、ゼアラレノン及びデオキシニバレノールで基準値が設定されている。飼料中のカビ毒の分析は、日本の公定分析法である“飼料分析基準”により実施されている。トウモロコシ及び配合飼料のアフラトキシンBの汚染率は毎年変動している。飼料原料中のアフラトキシンは、主に東南アジアから輸入される原料から検出される。更に、飼料原料中のオクラトキシンA、デオキシニバレノール、ニバレノール、ゼアラレノン及びフモニシンB1等の他のマイコトキシンについても汚染調査を行った。
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© 2007 日本マイコトキシン学会
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