名古屋大学大学院生命農学研究科
東洋大学大学院理工学研究科
2022 年 72 巻 1 号 p. 1-3
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愛知県においてイネからFusarium armeniacumが初めて単離された.本菌株は液体培地中でT-2 toxin,4,15-diacetoxyscirpenol,neosolaniolを産生した.最近,アメリカ合衆国で本種が赤かび病を引き起こすことが報告されている.愛知県における麦類および稲の混作地帯においてマイコトキシン産生菌である本菌株が確認されたことから,穀類生産への影響に留意する必要があるかもしれない.
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