マイコトキシン
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デオキシニバレノールケモタイプのFusarium graminearumが生産するB型トリコテセン量の測定:HPLC-UV法とLC-MS法の比較
田中 彰新海 航輝前田 一行中嶋 佑一石井 茂吉田 泰彦木村 真安藤 直子
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論文ID: 69-1-2

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抄録

15-アセチルデオキシニバレノール生産菌のFusarium graminearumを粉砕玄米培地で培養した。85%アセトニトリルで抽出し、カビ毒分析前固相抽出カラムで処理した試料と未処理の試料をHPLC-UVとLC-MSにより分析した。分析機器の違い、前処理カラムの使用の有無について測定値を比較したところ、分析機器による有意差は見られなかったが、前カラム処理により一割程度の有意な測定値の上昇が見られた。

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