日本内科学会雑誌
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II.免疫抑制薬・抗リウマチ薬
2.サラゾスルファピリジン
川合 眞一
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2011 年 100 巻 10 号 p. 2910-2917

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抄録

関節リウマチ治療は生物学的製剤の登場などもあり,臨床的寛解のみならず機能的・構造的寛解をも目指すことが可能となった.しかし,その目標は生物学的製剤のみで達成できるものではなく,低分子抗リウマチ薬による治療が不可欠といえる.サラゾスルファピリジンは世界で広く使用され,わが国でもメトトレキサートに次いで使用されている.ここでは,本薬の作用機序,臨床的有用性をまとめ,本剤の位置付けについても考察したい.

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© 2011 一般社団法人 日本内科学会
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