日本内科学会雑誌
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IV.肺炎治療の進歩と実際
5.病診連携の実際~紹介のタイミング~
塚田 弘樹
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2011 年 100 巻 12 号 p. 3563-3569

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抄録
A-DROPは入院の判断に有用な指標だが,経過の中で重症度を正確に反映しない症例も経験する.医療・介護関連肺炎診療ガイドラインでは,患者とその家族の生活歴,家族歴を最も良く理解している主治医が,その意思を尊重し判断するとされ,入院紹介は,かかりつけ医に委ねられる.新潟市民病院での病診連携の現状を概説した.また,マイコプラズマ肺炎重症例とガイドラインとのギャップ,一般医の適切な対応についても述べた.
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© 2011 一般社団法人 日本内科学会
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