兵庫医科大学内科学リウマチ・膠原病科
2011 年 100 巻 5 号 p. 1237-1243
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関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)の日常診療ではしばしば尿所見異常や腎機能障害に遭遇する.RA固有の腎障害は軽微であることが多いが,抗リウマチ薬や非ステロイド性抗炎症薬の長期使用による薬剤性腎障害やアミロイドーシスに伴う腎障害が問題となることが多い.RAに腎障害が併存することで,RAの治療に制限が生じ,また心・血管系イベントや骨粗鬆症などの合併症が増加するため,病態把握と適切な対応が重要である.
日本内科学会会誌
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