北海道大学大学院医学研究科・循環病態内科学
2012 年 101 巻 2 号 p. 338-344
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心不全は症状および身体所見を中心としたFramingham基準によって診断される.したがって,詳細な問診と注意深い診察が極めて重要である.心不全の主病態は,左房圧上昇・低心拍出量に基づく左心不全と,浮腫,肝腫大などの右心不全に分けられ,これらに伴う症状・所見を診断する必要がある.近年,心不全はうっ血所見と低灌流所見の診察所見のみで重症度診断をし,治療にあたることが推奨されている.
日本内科学会会誌
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