徳島大学病院循環器内科
独立行政法人国立病院機構東徳島医療センター
2012 年 101 巻 2 号 p. 354-361
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慢性心不全の診断,治療効果の判定,および経過観察に心臓超音波検査は欠かすことのできない手段である.臨床症状から心不全を疑った場合,まず左室駆出率(ejection fraction:EF)を評価し,EFの低下を認める場合にはドプラ法により拡張機能を評価し,心不全の診断および重症度評価を行う.一方,EFが保たれている場合には,各種器質的心疾患を除外した上で拡張機能を評価し,"EFが保持された心不全"として診断される.
日本内科学会会誌
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