関西医科大学第二内科
2012 年 101 巻 3 号 p. 763-765
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症例は69歳,女性.58歳時先端巨大症と診断され,他院で経蝶形骨洞下垂体腫瘍摘出術(TSS)を施行.今回,動悸を主訴に受診した際,甲状腺中毒症を認めた.超音波検査,99mTc甲状腺シンチの結果からPlummer病と診断した.一方,75gOGTT及びソマトメジンC値より,先端巨大症のTSS後のコントロールは不良であった.Plummer病を合併した先端巨大症の報告は少なく,その機序を考える上で興味ある症例と考えられた.
日本内科学会会誌
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