日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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I.病態解明・診断・治療
2.認知症・うつ
山田 祐一郎
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2013 年 102 巻 4 号 p. 845-849

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抄録

糖尿病治療の三本柱は,食事療法・運動療法・薬物療法である.したがって,生活習慣を改善することは重要であるが,認知症やうつがあると困難となる.また,薬物療法でも1日複数回の内服や自己注射がしばしば必要となり,アドヒアランスに悪影響を与える因子となる.認知症やうつは,糖尿病のコントロールに支障を及ぼす因子として捉えられてきたが,糖尿病が認知症やうつを促進する可能性もわかり,早期診断・早期治療が求められる.

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© 2013 一般社団法人 日本内科学会
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