国立国際医療研究センター病院糖尿病・代謝・内分泌科
2013 年 102 巻 4 号 p. 869-874
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2型糖尿病でがんのリスクが増加することが世界的に着目されている.日本人では特に肝臓がん・子宮体がんのリスク増加が著明である.がんのリスクが増加する機序として,高インスリン血症・高血糖の関与が提唱されている.一方,糖尿病治療薬であるメトホルミンはがん抑制作用を有することが示唆されている.近年,日本糖尿病学会と日本癌学会の専門家による合同委員会が設立され,基礎的および臨床的検討が進行している.
日本内科学会会誌
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