自治医科大学アレルギー・リウマチ科
2015 年 104 巻 1 号 p. 71-74
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免疫系は感染防御が一義的役割であり,ヒトは遺伝子数でいえばヒトの全遺伝子の100倍以上の細菌遺伝子が体内(特に腸管)にあるといわれている.腸内細菌群と宿主の免疫系はお互いに牽制し合い,またお互いを助け合い,共存している.この共存が崩れると腸管の疾患を越えて全身の免疫疾患が発症する可能性があり,関節炎モデル,気管支喘息モデル,I型糖尿病モデル,ヒトの関節リウマチなどを例に説明する.
日本内科学会会誌
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