和歌山県立医科大学内科学第一講座
2016 年 105 巻 4 号 p. 653-657
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甲状腺クリーゼは甲状腺診療における救急の代表例であり,多臓器における非代償性状態を特徴とする.臨床症状に基づいて診断され,日本における診断基準が作成されている.同診断基準に基づいて,我が国における全国疫学調査が実施され,致死率が10%を超えていた.致死的疾患であるので,疑診の段階でも治療を開始することが肝要である.
日本内科学会会誌
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