東京慈恵会医科大学リウマチ・膠原病内科
2019 年 108 巻 10 号 p. 2095-2102
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関節痛や筋痛等の運動器疼痛は,整形外科疾患のみならず,膠原病においてもよくみられる症状である.膠原病においてみられる疼痛の多くが炎症に伴う疼痛,つまり,侵害受容性疼痛であるが,神経障害性疼痛,非器質性疼痛が混在することもあり,時に診断を困難にさせている.しかし,各々の疾患や病態における疼痛には,発症形式,罹患部位ならびに理学的所見等に特徴があるため,その特徴を想起しながら問診・診察すると,鑑別をつけやすい.
日本内科学会会誌
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