小倉記念病院循環器内科
2024 年 113 巻 2 号 p. 236-241
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
TAVI(経カテーテル大動脈弁植え込み術)は本邦において10年目を迎えた.当初は手術高リスクのみの適応であったが臨床試験の良好な結果を踏まえ,現在では解剖学的に適切であれば手術低リスクにも適応となった.適応拡大により現在のTAVI治療の目標は急性期から長期予後へと変わり,TAVI弁の耐久性,2回目の治療介入を念頭に置いて,初回から長期予後を考慮した治療戦略を立てることが重要である.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら