東海大学医学部内科学系腎内分泌代謝内科学
2024 年 113 巻 5 号 p. 798-804
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慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者では,腎機能低下とともにミネラル代謝異常を生じ,二次性副甲状腺機能亢進症を背景として骨代謝異常をきたす.この病態をCKDに伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)と呼ぶが,他にも尿毒症性骨粗鬆症などを合併するため,CKD患者の骨折リスクは高い.骨代謝マーカーや骨密度検査により骨折リスクを評価しつつ,二次性副甲状腺機能亢進症の管理を中心に治療を行う.
日本内科学会会誌
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