日本医科大学呼吸器感染腫瘍内科
2006 年 95 巻 6 号 p. 1069-1075
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特発性肺線維症に対する治療は今世紀に入り, 進歩を見せている. これまで副腎皮質ステロイドと免疫抑制薬に頼っていた治療が, 線維化病態の本態に改善を見込む治療法へと変化してきている. インターフェロンγやアセチルシステインによる大規模臨床試験, そして我が国で展開してきたピルフェニドン臨床試験は期待される治療法である. また, 治療効果の判定は呼吸機能検査が重要視されてきている. これら治療法と評価法の変遷を紹介する.
日本内科学会会誌
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