日本内科学会雑誌
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III.治療と予防
1.大腸癌治療ガイドライン
榎本 雅之杉原 健一
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2007 年 96 巻 2 号 p. 266-270

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抄録
 Stage 0~IIIまでの大腸癌は切除が原則であり,切除方法として内視鏡切除と手術がある.Stage IIIの大腸癌の治癒切除後は,術後補助化学療法を行うことにより再発率が低下し生存期間が延長する.Stage IVの大腸癌は同時性の遠隔転移を伴っているので,原発巣,転移巣がそれぞれ切除可能かどうかによって治療方針を決定する.再発巣に対する治療は,完全切除が可能な場合には手術を第1選択とする.
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© 2007 一般社団法人 日本内科学会
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