国立循環器病センター内科脳血管部門
1991 年 80 巻 4 号 p. 583-588
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脳血管障害入院例にみられる神経症状,退院時転帰,退院後の長期機能予後に関する自験成績を紹介し,後遺症対策について問題点をあげた.脳血管障害患者の約半数は日常生活活動が自立しているが,脳卒中の中核症状は運動麻痺であり,約半数は程度の差はあるが要介護状態となる.とくに高齢者では身体障害者となる頻度が高く,臨床的対策のみならず,リハビリテーション,介護などを包含した社会的対策が重要である.
日本内科学会会誌
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