山形大学附属病院薬剤部
1998 年 87 巻 1 号 p. 63-71
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最近の新薬は効果も優れているが,一方,副作用発現にも十分注意する必要がある.また,薬物相互作用についても注意が求められる.そんな中で,薬剤による常用量での致死的な副作用発現は何としても回避しなくてはならない.心室性頻拍,不整脈,心停止といった突然死, β2刺激薬の吸入剤による喘息死,その他,薬剤アレルギーや全身痙攣といった副作用は予測が困難であるが故に,日頃の予防対策としての観察,教育,指導が極めて重要となる.
日本内科学会会誌
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