日本内科学会雑誌
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脾サルコイドーシスの1例
井上 泉畠 信介山崎 幸茂岡村 城志坂井 志津上田 晃子佐藤 博明谷地 雅宏伊藤 浩二藤本 尚大畑 雅洋
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2000 年 89 巻 11 号 p. 2347-2349

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抄録

59歳の女性.腹部超音波検査にて,脾臓に多発する低エコー結節を認められたため精査のため入院した.造影CT検査にて,脾臓に多数の低濃度結節を, MRI T2強調画像にて,同臓器に多発する低信号の結節像を認めた.画像上,脾原発悪性腫瘍を否定できなかったため,摘脾術を施行し,病理組織学的に脾サルコイドーシスと診断された.

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