広島大学大学院医学系研究科病態薬物治療学
2000 年 89 巻 6 号 p. 1121-1125
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本態性血小板血症は骨髄増殖性疾患の一つであるが,他の骨髄増殖性疾患に比べ急性白血病等への病型移行の頻度は少なく慢性に経過し,クローン性の増殖が明らかにされるものとされないものがある.血小板増加による血栓症や出血傾向に起因する臨床症状が主体で,治療目的は血栓症,出血傾向の阻止である.そのためには血栓止血異常のリスクに応じて血小板減少療法,抗血小板療法,血栓症の危険因子の除去等を行う必要がある.
日本内科学会会誌
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