日本内科学会雑誌
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3.糖尿病の病態-インスリンの分泌障害が抵抗性か-
2)抵抗性
小川 渉
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2000 年 89 巻 8 号 p. 1512-1517

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抄録

2型糖尿病のインスリン抵抗性には,遺伝的に規定された原発性インスリン抵抗性と,可逆的な二次性インスリン抵抗性がある.原発性インスリン抵抗性として,骨格筋の糖取り込み障害が重要視されており,その原因遺伝子の検索が行われている.二次性インスリン抵抗性を惹起する因子として,グルコサミン過剰産生,高遊離脂肪酸血症, TNFαなどの関与が示唆されており,持続する高インスリン血症もインスリン感受性の低下を誘導する.

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