札幌医科大学第三内科
2004 年 93 巻 10 号 p. 2137-2143
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血清,血漿,尿,喀痰,呼気凝縮液など非侵襲的に得られる検体を用いて,気道炎症性メディエーターを測定することが可能となってきた.しかし,現在それらの測定によって他の疾患との鑑別を行うことは難しく,病態解析,薬剤の効果判定などに用いられ,有用なものであるが臨床応用されていない.今後は気道炎症をより特異的に,より簡便に測定できる新しいメディエーターが発見され臨床の現場でも応用されることが期待される.
日本内科学会会誌
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