日本内科学会雑誌
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2.骨粗鬆症の疫学と危険因子
藤原 佐枝子
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2005 年 94 巻 4 号 p. 614-618

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抄録

50歳以上の日本人女性の約25%は骨粗鬆症があり, 50歳女性の大腿骨頸部骨折のライフタイムリスクは約14%である.骨密度は骨折の重要な決定因子であるが,同じ骨密度を示していても,高年齢,既存骨折,喫煙,ステロイド使用,骨折の家族歴があると骨折リスクは高くなる.治療介入の指標として,これらの危険因子を考慮に入れた絶対リスク評価を取り入れることが検討されている.

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