九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
同老年病学
2005 年 94 巻 4 号 p. 637-642
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ステロイド骨粗鬆症は,続発性骨粗鬆症の代表的な病態である.発症要因としてはグルココルチコイド(GC)の骨に対する直接的な骨形成抑制作用が最も重要と考えられているが,性ステロイドの分泌を抑制することも発症に関与する.ステロイド骨粗鬆症においては,原発性骨粗鬆症と比較して,骨折閾値が高い. YAM値80%においても,ステロイド骨粗鬆症では新規の椎体骨折発生率が高くなることが知られている.
日本内科学会会誌
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