東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター,内科
2005 年 94 巻 4 号 p. 649-655
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関節リウマチの臨床における,この1年間での最大の変化は抗TNFα療法が我国でも普及してきたことである.さらに治験中のいくつかの生物製剤も今後使用可能になりつつあり,メトトレキサートが使用可能になった時以来の大きな変革期を迎えている.関節炎のコントロールは以前よりも容易になったが,関節リウマチ患者は骨粗鬆症を合併しやすい.関節炎の治療と併せて,骨折が生じる前に早期から骨粗鬆症の十分な評価と治療を行う必要がある.
日本内科学会会誌
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