島根大学内分泌代謝・血液腫瘍内科学
2005 年 94 巻 4 号 p. 690-695
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ビタミンD, Caは,特に高齢者に不足状態が存在し,骨粗鬆症の危険因子として重要であることが再認識され,補充療法としての位置付けも高まってきている.また,ビタミンDの筋力増加や運動能力の改善といった骨以外への作用が注目されており,これらの作用が転倒率を抑制し骨折率の低下につながっている可能性がある.さらに,活性型ビタミンD3の骨への作用を特化した新規ビタミンD誘導体の,臨床応用への展開が進んでいる.
日本内科学会会誌
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