日本内科学会雑誌
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1. Wnt共受容体LRP5遺伝子と骨粗鬆症
細井 孝之
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2005 年 94 巻 4 号 p. 714-719

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抄録

骨芽細胞におけるWntシグナル伝達に重要な役割を果たすLRP5遺伝子の突然変異には,骨量増加をもたらすものと骨量減少をもたらすものの両方があることが知られている.さらに本遺伝子の多型性が一般の集団においても骨量と相関することから, LRP-5遺伝子の多型性が骨粗鬆症発症において重要な役割を果たす可能性がある.

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